ホイストクレーンの保守点検を軸に
株式会社北陸ホイストサービスが主に手がけるのは、ホイストクレーンの定期的な保守点検です。工場や作業場で日々使われるクレーンを対象に、日常では見えにくい劣化やゆるみを、決まった周期のチェックで拾い上げます。点検で見つかった故障箇所は、そのまま修理まで担当するため、異常の発見から仕上げまでが一本でつながります。指摘だけで終わらず、直すところまで自分たちの手で担えるのが保守点検を軸に据える意味です。福井を拠点に、工場や倉庫で用いられる数々のクレーンについて相談を承ってきました。工場や作業場から請け負う業務の中心が、この保守点検と、そこから見つかった箇所の修理です。長い付き合いのなかで、その工場ならではの傷みやすい部位まで把握しながら点検にあたります。
天井クレーンから橋形、テルハまで
扱う機種は天井クレーンが中心ですが、それだけにとどまりません。橋形クレーンやテルハ式クレーン、チェーンブロックなど、工場や倉庫で使われるさまざまな機械装置について相談を受けています。天井クレーンやチェーンブロックの点検修理を担うスタッフを、正社員として迎え入れる求人も続けています。工場ごとに導入されている設備は異なるため、機種を問わず対応できる幅が役に立ちます。天井クレーンに関する専門的なノウハウが、こうした対応力の芯にあります。工場や倉庫で使われる機械装置は種類が多いぶん、扱える幅が広いほど相談の入り口も開けます。
点検で見つけ、修理で仕上げる
点検には、月次や年次といった周期のものがあります。日々の稼働のなかでは気づきにくい摩耗やゆるみも、決まった間隔で見ていくことで早めに拾えます。500kg以上のクレーンには法定点検が求められるなど、設備によって必要な作業も変わります。定期点検と法定点検の違いを押さえたうえで、現場の運用に合わせて内容を組み立てます。法で決められた点検を確実に回すことは、設備を安全に使い続けるための土台になります。福井の工場管理者に向けて、500kg以上のクレーンに必要な法定点検についてブログでも解説してきました。コラムでは、定期点検と法定点検を整理して現場運用に活かすための実務的な内容も発信しています。
点検で異常を見つけたら、次はそれを直していく段階です。放っておくと大きな故障につながる芽を、修理でしっかり摘み取ります。「急に動かなくなった」「異音が聞こえる」といった突発的な不具合にも、電話やメールから相談を受け付けています。緊急時や突発修理の依頼にも臨機応変に応じ、設備が止まる時間をできるだけ短くする動きをとります。個人的には、見つける力と直す力を同じ会社が備えている点が、任せる側の安心につながっていると取材で感じました。原因の背景まで踏まえて直せるのは、点検した当人が修理まで手がけるからです。
会社の基本情報
拠点はえちぜん鉄道三国芦原線の八ツ島駅から車で約4分の場所にあり、福井県内各地へ足を運びます。営業エリアは嶺南の一部を除く福井県全域と、石川県加賀市まで広がっています。現場へは、ワンボックスのサービスカーやスカイマスターと呼ばれる高所作業車、ユニック車を使い分けて向かいます。所在地は福井県福井市三ツ屋町13-11-2、電話は0776-22-5437、営業時間は8時から17時、代表者は福岡賢太です。取引先は約600社以上、保守点検を担う台数はおよそ6,000台にのぼり、設立は平成30年4月1日、従業員は令和8年時点で7名という体制です。


