造成から公共施設まで、案件の幅が示す現場の懐の深さ
道路工事・造成工事・基礎工事・エクステリア工事・公共建物の施工——取り扱う案件の種類を見るだけで、株式会社廣常工務店の守備範囲の広さがわかる。公共事業と民間案件を組み合わせることで年間を通じた仕事量を安定させており、1968年の創業以来、地域の建設需要に応え続けてきた実績がある。2008年に法人化し、組織基盤もさらに整備された。
対応エリアは徳島市・鳴門市・名西郡・吉野川市など県内全域で、淡路島など県外の現場に出ることもある。石井町という地域に根を張りながら、受注の範囲は徳島全体に広がっている。
応募のハードルを下げることで、人材の幅を広げる採用戦略
株式会社廣常工務店への応募資格は普通自動車免許(AT可)のみだ。業務に必要な専門資格は入社後に目指せる環境が整っており、土木経験ゼロでもスタート地点に立てる。先輩スタッフが工具の名称から順に教えていくため、「何から覚えればいいかわからない」という不安を抱えて入社した人でも、現場に馴染む時間が短いという声が多い。
「資格よりも誠実に向き合える姿勢を見てくれる」という採用方針が浸透しているため、第二新卒や異業種からの転職者も入りやすい雰囲気がある。各種手当を基本給に反映させる給与体系で、長く続けるほど収入が安定していく設計だ。
夕方退社を支える、現場運営の実態
建設業では珍しいほど残業が少ない、と株式会社廣常工務店は自認している。夕方頃に作業を切り上げて会社に戻り、片付けが終わればすぐに退社できる流れが現場に定着している。GW・夏季・年末年始の長期休暇も取得でき、趣味や家族との時間に充てやすい。個人的には、土木会社でここまではっきり「プライベートを大切にしてほしい」と打ち出している姿勢に驚いた。
服装は髭・髪型・髪色・ピアスも自由で、空調服や安全帯など必要な備品は会社支給。初期費用の自己負担を減らす配慮が、入社のしやすさにもつながっている。
地元に積み重なる仕事の証が、スタッフを現場に戻らせる
自分が手がけた道路や建物が地元の景色として残り続ける——この感覚が、株式会社廣常工務店のスタッフの継続意欲と深く結びついている。「仕事が形に残るから達成感がある」という声は、土木という職種の特性と相まって実感を持って語られる。
職場は和気あいあいとした雰囲気で、新しく入社した人がすぐに打ち解けられる環境が意識的に作られている。「地元で手に職をつけたい」という動機で飛び込んだ人が着実に成長している、そんな職場が石井町にある。


