農業用の包装資材から大型機械まで、品目を広く構えた理由
農家が出荷に使う段ボール・コンテナ・袋などの消耗品と、保管・乾燥に使う大型冷蔵庫・乾燥機・パイプハウス。これらをひとつの会社から調達できることで、農家は発注先を増やさずに済む。株式会社佐久商店はこの広い品目構成を武器に、茨城県内の農家・直売所・加工業者との継続取引を積み上げてきた。
「なんでも相談できる業者がいる」と感じてもらえることが、長期的な関係の出発点になる。取引先の農家からはそういった声が聞かれるという。提案から配達まで一貫して担当するため、注文の伝達ロスも起きにくい設計になっている。
かすみがうら市から広がる、茨城エリア全域への配送網
本社を構えるかすみがうら市上稲吉は、千代田石岡バイパスに近く神立駅からも車で10分圏内にある好立地だ。この拠点から、土浦市・石岡市を中心とした茨城エリア全体に営業・配送を展開している。農家の現場に距離の近い場所に拠点があることが、タイムリーな対応を可能にしている。
農繁期に必要な資材を必要なタイミングで届けるためには、配送の地理的基盤が欠かせない。セールスドライバーとして動くスタッフが、定期訪問のルートを持ちながら配達と提案を同時に担う。コミュニケーション能力を採用で重視するのも、こうした現場対応型の仕事の性格を反映している。
農繁期に影響されない年間休日120日以上、育休も取りやすい職場
農業に関わる仕事だからといって、繁忙期に休みが消えるわけではない。株式会社佐久商店は年間休日120日以上・日曜祝日定休を維持し、GW・夏季・年末年始の連休も安定的に取れる仕組みを整えている。残業も少なく、17時30分退社が基本で、定時後の時間を自分でコントロールしやすい環境だ。
「産休・育休が取りやすい」という点も会社が明示しており、出産・育児があっても働き続けられる前提の職場設計になっている。個人的には、この休日・育休・残業の三点セットがここまで整っている農業系企業はなかなかお目にかかれないと感じた。幅広い世代が在籍し、職場の雰囲気も入りやすいという声が多い。
未経験でも正社員、資格取得まで会社がサポートする採用方針
普通免許のみで応募できる間口の広さを保ちながら、入社後は最長1年間の研修で商品知識・農作物知識・配達業務を基礎から習得できる。フォークリフトや準中型自動車免許は会社が取得をサポートし、資格が増えるたびに担当できる業務の幅が広がる。経験者は待遇面での優遇があり、即戦力の採用にも積極的だ。
正社員として雇用することを明確にしており、腰を据えて長く働きたい人にとって安心できる採用条件が揃っている。「研修がしっかりしていて、焦らず覚えられた」という声は、育成への本気度を示している。農業の現場を支える仕事に関わりたい人への、具体的な入口として機能している。


