その場しのぎで終わらせない回復
カウンセリングの目的は、一時的に気持ちを楽にすることだけではない。東京九段下カウンセリングルームは、こう明確に打ち出しています。悩みの背景を理解し、自分との付き合い方を身につけていくことで、しなやかに立ち直る力(レジリエンス)や感情を整える力を少しずつ育てていく。その積み重ねが、不調を繰り返しにくいこころの土台になると考えています。
公認心理師の小松久俊が向き合うのは、症状そのものよりもその奥にある構造です。自己肯定感の低さ、愛着の問題、人との関わり方のパターン。こうした生きづらさの構造を薬で変えることはできないからこそ、時間をかけて自分への理解を深める作業が必要になります。
未来まで見据えて導く
再発しにくさを重視する姿勢は、相談者の言葉にも裏づけられています。50代女性の学校職員は、抱えている問題が何であるかを病状の段階ごとに発見してもらい、その問題との付き合い方、さらには解決方法まで導いてもらったと語ります。
印象的なのは、その先です。今を乗り越えるだけの一時的なものではなく、将来同じような壁にぶつかりそうになったときにも乗り越えられるように導いてもらった、と彼女は振り返っています。弱い自分を許せたことで他者も許せるようになり、理不尽だと思っていたことも受け入れられるようになった。薬なしでここまで回復できたことへの感謝が、その言葉を締めくくっています。
三段階で積み上げる土台
この回復観は、カウンセリングの流れにもそのまま反映されています。STEP1の体験カウンセリング(60分)で状態を整理し方向性を定め、STEP2で一人ひとりの目標に合わせて背景をほどいていく。そしてSTEP3で、レジリエンスと感情を整える力を育て、自分らしく歩んでいく力へとつなげていきます。
焦る必要はない、というメッセージが全体を貫いています。自分のペースを大切にしながら一歩ずつ進む。この積み重ねの発想は、即効性を約束するものではありませんが、同じ苦しさを繰り返したくないと願う人にこそ届く考え方だと感じました。東京九段下カウンセリングルームは、その歩みを支え続けると伝えています。


