「大きすぎて断られた」案件の受け皿になる
造形物の制作を進めるうえで、サイズが壁になることは少なくない。大型のオブジェやモニュメントは、そもそも作業できる場所がなければ形にできないからだ。株式会社京都レジンが強みを発揮するのは、まさにこの局面である。約2,000坪という広大な制作スペースを持っているため、他社では受け入れが難しい大型の造形物にも積極的に取り組んでいる。テーマパーク向けの造形物や、屋外に据える大きなオブジェも、この面積があるからこそ社内で完結できる。
広さは、規模の大きさだけでなく進行の柔軟さにもつながっている。複数のプロジェクトを同時に走らせられるので、案件が重なっても無理なく回せる。取材で敷地の話を聞いたとき、これだけの制作面積を確保している造形会社は関西でもそう多くないだろうと感じた。
FRPを軸に、素材と手法を状況で選ぶ
株式会社京都レジンの技術の中心にはFRP加工がある。繊維強化プラスチックの軽さと強度、そして耐候性を活かし、屋外設置を前提とした大型オブジェや、曲面の複雑なキャラクター造形まで精密に仕上げてきた。岩や木を模した自然物から、オリジナルデザインのモニュメントまで、再現できる形状の幅は広い。
FRPに加えて、3Dプリンター出力、モルタル造形、レーザー加工も使い分けている。40年以上にわたって蓄えてきた技術があるからこそ、単一の素材や工法では表現しきれない複雑な造形にも応じられる。図面や設計データがない構想段階からでも、イメージや用途をヒアリングしながら具体的な形へと落とし込んでいく。
関西・東京で、企画から施工まで年中無休
商業施設・テーマパーク・イベント会場向けの造形物を、関西を拠点に東京周辺でも手がけている。デザイン会社や施工会社からの依頼も多く、企画の構想段階から施工完了まで窓口を一本化して進められる。塗装専門業者などの外部ネットワークを活かし、仕上げ工程まで含めて一括対応。年中無休で運営しているため、急ぎの相談にも門戸を開いている。代表は藤村考兵氏、拠点は京都府宇治市伊勢田町浮面32-3、電話080-9001-3667、営業時間8:30〜17:30。


