蓮如上人の事績をたずねて
冷水御坊・飯盛山 了賢寺は、蓮如上人にゆかりの深い寺として知られています。信心獲得を説いた御文にまつわる由緒が残り、上人のご事績をたずねる「団体参拝」を随時受け付けています。浄土真宗の歴史をたどる巡拝の一つの目的地として、遠方から足を運ぶ人もいます。海のすぐそばに建つ本堂で手を合わせながら、教えの来し方に思いをはせる。そんな参拝のかたちが、この寺には似合います。
本堂で拝観できる、伝来のご法宝物
四月十五日と十六日に営まれる二尊会法要では、寺に伝わる「蓮如上人 縁のご法宝物」を本堂で拝観できます。二日間ともに公開され、本願寺派布教使・中田周敬さんの法話も添えられます。文字で読む教えの歴史が、目の前の宝物として立ち現れる機会です。
こうした拝観は、いつでも見られるものではありません。年に一度、法要の日に合わせて開かれるからこそ、その日を目指して参拝を計画する意味があります。海南市下津町の徳応寺から招かれた布教使の法話とあわせて味わえば、蓮如上人という人の輪郭がぐっと近づいてきます。
団体で訪れるときの、心づもり
団体でお越しの際は、大型のバスを冷水集会所前の道路に停めることができます。ふだんの参拝なら境内に駐車でき、JR冷水浦駅からは徒歩五分、阪和自動車道の海南ICからも車で五分という近さです。個人でも団体でも、たどり着きやすい立地だと言えます。
ただし人数の多い参拝は、寺側の準備にも手間がかかります。そのため団体で参拝する場合は、必ず電話などで前もって申し込んでおくようお願いしています。初めて訪れる人にも開かれた寺ですから、段取りさえ整えておけば、あとは海辺の境内でゆっくり過ごせます。


