「一生使える技術」を熊本で育てる会社
型枠工事の技術は、一度習得すれば鉄筋コンクリートの建物がある限りどこでも通用する。有限会社有働建設工業はその言葉を採用の核に置き、昭和55年から熊本市を拠点に次世代の職人育成を続けてきた。戸建てやマンションから橋・トンネルの橋脚まで、公共・民間を問わず多彩な施工実績を積み重ねながら、技術継承の文化を根付かせてきた会社だ。
熊本市北区弓削に事務所を構え、県内各地の現場へ出向くスタイルをとっている。施工規模や建物の種類にかかわらず、スピーディーかつ正確な施工を追求する姿勢は創業当初から変わっていない。各現場での経験を社内で共有し続けることが、個人の技術を組織全体の施工力へと昇華させている。
1mmの精度が求められる、型枠工事の専門性
設計図をもとに型枠を組み、コンクリートを流し込んで建物の土台を形成する——文字にすれば単純に見えるが、1mmのズレが建物の強度や形状に直接影響する精密作業だ。専門知識と経験の積み上げが欠かせない仕事であり、有働建設工業の職人たちはその基準を長年の施工を通じて体に刻んできた。
地震や台風が多い熊本エリアでは、建物の堅牢さへの社会的な要求が高く、型枠工事の正確性が安全な街づくりに直結する。有働建設工業が「プロとしての誇りと責任を持って施工する」と掲げ続けてきた背景には、そうした地域特有の使命感があるようだ。創業45年超のノウハウは、その責任を果たし続けた証でもある。
基本から学べる指導体制と、目標別のキャリア支援
未経験者には道具の使い方から丁寧に指導し、熟練の先輩職人のサポートのもとで段階的にスキルを積み上げられる。海外からの技能実習生も受け入れてきたことから、さまざまな経歴の人材が育つ教育環境が実際に整っている。「疑問をその場で解消できる雰囲気」が、入社後の定着を支えているという声が聞かれる。
現場責任者としてチームを率いたい人、独立開業を目標にしている人など、描くキャリアによって成長の方向性も変わる。有働建設工業はそれぞれの目標に合ったステップアップを支援するスタンスを明確にしており、採用基準も技能より意欲と責任感を重視している。60歳まで性別・学歴不問という間口の広さが、さまざまな人生経験を持つ人材の入り口になっている。
賞与・手当・長期休暇が揃う正社員の安定
年二回の賞与に加え、技術と安全への意識が昇給・昇格に反映される評価制度を採っており、努力を正当に報いる職場環境が整っている。長期休暇も設けられており、プライベートとのバランスを保ちながら長く働き続けられる体制だ。未経験スタートでも、スキルが積み上がれば収入の伸びを実感できる仕組みになっている。
型枠工事という専門職の需要は建設業が続く限り底堅く、地元熊本を離れずに安定した収入を得られる職種として注目されている。「安定志向の自分には向いている仕事だった」という声が聞かれるのも、正社員雇用と専門技術の組み合わせが安心感を生み出しているからだろう。地元で根を張りながら、一生涯を通して誇れる仕事を手に入れたい人に、応えられる職場だ。


