三代続く家づくりへの想いと菊川での歩み
「人と人・人と家・家と未来をつなぐ」。村瀬工務店が掲げるこの言葉は、会社ロゴに描かれた“かすがい”という木材同士を結ぶ金物に重ねられています。代表の村瀬元志氏は菊川市で生まれ育ち、祖父・父から受け継いだ大工仕事を三代目として担う職人です。フィーリングを軸にした人付き合いを大切にし、初回相談から完成後まで笑顔で向き合う姿勢が、住まい手との距離を縮めています。
家族ごとに暮らし方も想いも違うため、ヒアリングには時間をかけているそうです。「十人十色のご家族に、十人十色の家を」という考え方が根底にあり、要望を一つずつ拾い上げてカタチへ落とし込んでいきます。共感できる方からの問い合わせを歓迎しているという姿勢が伝わってきました。
新築からリフォーム、大工仕事まで担う守備範囲
事業の柱は新築住宅、リフォーム、そして大工工事一式。「あなたの想いをカタチにする」というテーマのもと、住まいに関する依頼を入口から出口まで請け負っています。新築では土地の特性を読み取った設計を行い、設計から施工まで代表自らが手を動かして仕上げます。リフォームでは既存住宅が持つ味わいを残しつつ、今の暮らしに合った機能性を加える改修を進めています。
大工工事では、三代にわたって磨かれてきた手仕事の精度が活きる場面が多いと感じました。構造躯体から造作の細部まで一貫して職人が関わるため、図面では拾いきれない納まりも現場で調整可能。個人的には、ここまで一人の職人が責任を持って通す体制は珍しいと感じます。
有資格者が直接手がける施工体制
代表の村瀬氏は、二級建築士、建築大工一級技能士、応急危険度判定士という3つの専門資格を保有しています。設計図を描く力、現場で木を扱う技、そして災害時に建物の安全を見極める目。この三つを一人で備えていることが、村瀬工務店の核になっています。打ち合わせ相手と施工担当が同じ人物であるため、伝達のズレが起きにくいという声も聞かれます。
安心して長く暮らしてもらうために、住宅基本仕様を明文化している点も特徴のひとつ。瑕疵保険にも加入しており、引き渡し後のフォローまで含めて品質を担保する仕組みが整えられています。
菊川という土地で選ばれてきた理由
拠点は菊川市半済2504-3。営業時間は平日9時から18時で、日曜が定休となっており、連絡は電話090-7686-6137、またはFAX0537-36-1591で受け付けています。支払いは銀行振込に対応。地元で育った職人だからこそ、菊川の気候や風土、地域ごとの土地のクセを踏まえた提案ができる、と語る依頼主も少なくないようです。
「相談しやすい雰囲気だった」「世間話の中から要望を引き出してくれた」という声が目立ち、敷居の高さを感じさせない関係性が築かれている様子。リフォームの初回相談で訪れた人が、そのまま長い付き合いに発展するケースも珍しくないと聞きます。


