設立の原点にある「誠実さ」と、それが生む対応の質
「もっと誠実に、もっと柔軟に」という動機で立ち上げられた株式会社ヒーローズプロパティは、2026年2月に代表・紙谷一徳氏が設立した会社だ。センチュリー21加盟店での実務経験を経て、売却専門会社の立ち上げにも携わった末に独立を決意した経緯は、業界の内側を見てきた者が「自分ならこうする」という確信を持って踏み出したことを示している。代表が掲げる「関わるすべての方に、この会社と関わってよかったと思ってもらいたい」という言葉は、スタッフや取引業者も含めた関係者全体への向き合い方として語られている。
建築板金職人としてのキャリアを起点に持つという背景は、不動産業界では珍しい経歴だ。物件の構造や劣化の状態を現場目線で把握できるという点で、査定の精度や説明の具体性に違いが出てくると感じる。「わかりやすい説明を心がける」というスタンスは、専門知識を持ちながら相手の理解に合わせて伝えるスキルとして機能している。
複数の売却手法を持ち、状況に応じて切り替える柔軟さ
仲介と買取という異なる売却方法を、状況に応じて使い分けられることが株式会社ヒーローズプロパティの実務上の特徴だ。「時間をかけてでも高く売りたい」という場合は仲介を軸に購入見込みの高い層へのアプローチを進め、「早期に現金化したい」という場合は買取を含めた選択肢の提示に切り替える。まず依頼者の優先条件をヒアリングで整理してから方針を決める、という順番が崩れることはないという。
「どちらが自分に合っているかわからない」という段階での相談を受け、現状を整理するところから始まるため、答えを持っていなくても問い合わせができる。「相談してみて初めて選択肢があることを知った」という声が届いているという。査定から成約まで費用は一切かからない完全成功報酬制が、こうした入口のハードルを下げている仕組みとして機能している。
相続・住み替えという、背景に複雑さを持つ売却への対応
親族間での不動産分割は、感情的な摩擦と法的な手続きが重なる局面だ。株式会社ヒーローズプロパティでは、相続不動産の売却において円滑な合意形成を支援する役割を担っており、税金・登記に関する疑問については専門家と連携しながら対応する体制を取っている。住み替えのケースでは、売却と購入のタイミングを合わせる資金計画の管理が重要で、片方だけ先行して進んでしまうリスクへの対処も含めて支援を行っている。
「思い出の詰まった実家をどう扱うか」という、感情と実務が混在する相談を受け止めた経験が蓄積されているからこそ、こうした局面への対応の幅が出てくるのだと思う。相続登記が未完了の段階や、空き家として放置されている物件についても相談の入口として受け入れている点は、専門家連携の体制あってのことだ。
大阪エリアの相場感と、アクセスしやすい相談環境
新大阪駅から徒歩6分、東三国駅から徒歩4分という立地に事務所を構える株式会社ヒーローズプロパティは、大阪エリアの不動産市場に的を絞った業務展開をしている。周辺相場の成約事例を継続的に把握していることが、査定の現実感のある価格提示につながっている。営業時間は10時から19時で、水曜定休。電話(06-6842-7377)とフォームからの問い合わせを受け付けている。
「自分の不動産の相場は調べられますか?」というFAQへの回答には、「周辺の成約事例や公的な価格情報を確認し、複数の不動産会社に査定を依頼すると適正な相場を把握できる」と記されている。この回答が自社への誘導だけに終わらず、相場の調べ方を教えている点に、取引を急かさないスタンスが表れている。相場を把握した上で判断したいという段階での相談にも対応している。


