株式会社ティエムコーポレーション|「直したい一点」から応える粉体機械の作り手

「できない」ではなく「どうすれば」から入る

製造現場からの相談は、カタログを見て選べるものばかりではない。株式会社ティエムコーポレーションは、まず現場が抱える問題を丁寧に聞き取り、原料の投入から仕上がりまでの工程を見渡したうえで解決の筋道を立てる。応対するのは20年以上この分野を歩いてきた営業担当で、「どうすれば実現できるか」を起点に話を進める。規格品を右から左に流す商いではなく、現場の事情に合わせて機械の形から考える構えだ。
少数精鋭ならではの小回りの良さも、相談のしやすさにつながっている。間に何社も挟まないため、聞いた課題がそのまま設計に反映され、急ぎの用件にも素早く動ける。理想のラインづくりに最後まで並走する構えを崩さない。

図面のない古い機械でも、直したい一点に応える

「設置スペースが狭い」「排出口の位置を少しだけ変えたい」。既製品のままでは越えられない要望に、高さや蓋の形状、点検窓の追加まで一つずつ仕様を変えて形にする。現場の寸法や使い勝手に合わせて、機械のほうを近づけていく。受注のおよそ4割を占めるカスタム対応の積み重ねが、こうした細かな注文を受け止める下地だ。
過去の図面が残っていない古い機械であっても、「ここだけ使いやすくしたい」というピンポイントの改造に入っていける。現物の状態を確かめながら手を加えるので、ライン全体を入れ替えずに一部だけ生き返らせる選択ができる。正直、一点物の直しにここまで付き合う会社は、取材していてなかなか見かけないと思った。
作り込みを自社で握っているのも、この柔軟さを支えている。産業用機械の製作販売にとどまらず、粉粒体合理化機器の製作や修理、精密板金溶接まで社内で担い、多品種少量の特注から中量産品まで幅のある注文に応じる。部品のレベルから自前で詰められるからこそ、特注の細部がぶれにくい。

ライン全体を見て、省スペースまで描く

機械一台の入れ替えで終わらない相談も受けている。株式会社ティエムコーポレーションは現場を実際に調べ、設備の配置や原料の投入方法を確かめたうえで、省力化や省スペース化、生産効率の底上げまで見込んだ機器構成を提案する。自社の製品だけに偏らず、メーカーの枠を越えて他社の機械も交ぜ、何がその現場にとって効率よくコストに見合うかをニュートラルに判断する。処理能力やレイアウトに合わせて図面を起こし、仕様を細かく詰めてから形にしていく。

柿生に根を張り、全国の工場へ

本社は神奈川県川崎市麻生区上麻生、小田急小田原線の柿生駅から歩ける距離にあり、来客用の駐車場も用意している。2002年の設立から、横浜銀行柿生支店や川崎信用金庫柿生支店といった地元の金融機関と取引を続けながら、地域に軸足を置いてきた。富士食品工業や佐藤製薬、株式会社ダルトン、マルニシ株式会社など、業種の異なる企業との取引も重ねている。従業員5名の所帯ながら対応エリアは全国に及び、大阪府東大阪市の大阪工場を合わせた二拠点で、山口県や九州の現場にも向かってきた。

撹拌機 業務用

ビジネス名
株式会社ティエムコーポレーション
住所
〒215-0021
神奈川県川崎市麻生区上麻生6-27-26-3
アクセス
-
TEL
044-988-2376
FAX
044-980-4672
営業時間
9:00~17:00
定休日
土曜日・日曜日・祝日
※場合により土曜日営業
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