暮らしを雨と雪から守る板金という技術
屋根や雨樋の工事は、住まいを雨や雪から守るうえで欠かせない専門技術の仕事です。有限会社松坂板金は盛岡市を拠点に、この建築板金の現場を建設業許可のもとで担ってきました。岩手の住宅は冬の雪と無縁でいられないため、屋根の納まりや雨樋の排水が暮らしの安心に直結します。目立つ場所ではないぶん、そこを確かに仕上げる技術が建物の寿命を左右していきます。現場には1級建築板金技能士が在籍し、住宅ごとの条件に合わせて施工を組み立てています。
鋼板屋根を一枚ずつ仕上げる屋根板金
屋根板金では、ハウスメーカーから依頼される新築住宅の施工を軸に、リフォームの改修から大規模な修繕まで扱っています。鋼板を葺く工事は、板の納まりがそのまま雨仕舞いの良し悪しに表れるため、現場で寸法を測り直し、建物の勾配や形に合わせて一枚ずつ加工してから張り上げます。既存の屋根を直すときは、劣化がどこまで進んでいるかを確かめてから手を入れる範囲を決めます。
手がける建物は戸建て住宅だけでなく、アパートや店舗、倉庫にまで及びます。個人的に取材で印象に残ったのは、建物の用途が変わっても、まず状況を確かめてから施工内容を決める順序を崩さない点でした。機能の回復だけでなく、仕上がりの見え方にも配慮しながら作業を進めています。
雨樋と細部の板金まで一社で
雨樋工事は、新築やリフォームに合わせた新規設置に始まり、経年劣化や破損、雪害で傷んだ箇所の補修や交換までを引き受けます。建物に合う形状と配置を確かめ、雨水が滞らず流れるよう整えるのが基本です。庇や水切り、笠木といった部分板金や小さなリフォームも自社で対応し、細かな補修の相談にも応じています。規模の小ささを理由に後回しにしないため、住む人は傷みの早い段階で手を打てます。雨水の流れ方は建物ごとに違うため、配置を見極める目がそのまま仕上がりに表れます。
盛岡を拠点に、長く続けられる仕事として
盛岡市向中野を拠点に、滝沢市や矢巾町、紫波町、花巻市、北上市、八幡平市、岩手町、雫石町まで足を運びます。朝は会社に全員で集まって現場へ移動し、泊まりを伴う出張はほとんどなく夕方には盛岡へ戻ります。屋根板金や雨樋工事はAIに置き換わりにくい職種で、経験を重ねるほど独立まで見据えられます。地域の住宅を継続して任されることが、現場を続けてきた土台を支えています。
働く環境では社会保険を完備し、休日を確保できる体制に賞与や昇給、資格取得の支援もそろえています。入社前に必要なのは普通自動車運転免許ほどで、建築板金の資格は働きながら取っていけます。代表は佐々木修、営業時間は8時から17時30分で、問い合わせは019-635-9338で受けています。


