図面が完成するまでに、意図はどこでずれるのか
多くの建築現場では、構造を担う人と意匠を担う人が別々に作業を進めます。それぞれが自分の領域で図面を仕上げていくため、互いの意図が十分に伝わらないまま最終案がまとまることがあります。その結果として、本来は要らない補強材が増えたり、望んでいた開口部が取れなかったりする場面が出てきます。アーキライブラ設計事務所は、構造計算から意匠まで一人の建築士が通して担うことで、この伝達の隙間そのものをなくしました。一人で通して描くからこそ、図面のどこを見ても考え方が一貫します。骨組みの配置を決める段階で窓の位置や空間の広がりを計算へ織り込むため、あとから間取りを変えて構造をやり直す、という手戻りも起きません。
設計の意図が一人の頭の中でつながっていることは、施工の段階にも効いてきます。構造と意匠の両面を理解した建築士が図面を描いているので、現場で生じがちな食い違いを前もって想定し、未然に防げるからです。正直、分業が当たり前だと思っていた身からすると、情報の受け渡しが要らない設計はずいぶん身軽に映りました。
責任の所在が一つだと、相談はこう変わる
設計を複数の担当や会社に分けると、問題が起きたときにどこへ相談すればよいのかが見えにくくなります。アーキライブラ設計事務所では、構造設計一級建築士の勝亦信裕代表が相談から竣工まで責任を持って図面を描くため、窓口が一つにまとまっています。要望を伝え直す手間や、担当者ごとに説明をやり直す負担がかからないので、打ち合わせそのものが軽くなります。計算の裏付けを持った本人がその場で判断できるぶん、構造的に成り立つかどうかを持ち帰って確かめる時間も要りません。
建物は施主の財産だという考えが根にあるため、安さだけを優先して強度を落とす方向には進みません。必要な性能と予算の釣り合いを、対話を重ねながら見極めていきます。要望をすべて盛り込むのではなく、どこに費用をかけ、どこを削れるのかを一緒に整理するので、納得して進めやすくなります。
富士市と静岡県東部で、用途を問わず引き受ける
一貫した設計体制は、用途の違う建物にも通用します。飲食店なら厨房の配置と客席の動線、宿泊施設なら防音と避難経路というように、求められる条件を構造の裏付けとあわせて組み込めるからです。用途ごとに満たすべき法規制や安全基準は変わりますが、構造と意匠を一人が見ているぶん、それらを一度に満たす形へまとめやすくなります。店舗や工場、住宅、介護施設まで、静岡県東部エリアで携わってきた実績が、その対応力を支えています。新築に限らず、耐震診断や構造計算、改修やリノベーションの相談も受け付けています。
事務所は富士市今泉八丁目にあり、本吉原駅から徒歩15分ほどの立地です。車の場合は駐車場が一台分あり、現地調査が必要なときは敷地や周辺環境を直接確かめてからプランを提案します。問い合わせは電話かメール、番号は0545-88-1022、休みは土日祝です。


