使い始める直前を、きれいに整える美装
工事が終わった直後の部屋には、施工でこびりついたホコリや汚れが残っている。美HOME堂はこの引き渡し前の美装まで自社で手掛け、施主がすぐに使える状態へ仕上げてから鍵を渡す。単なる掃除ではなく、次に暮らす人・借りる人の第一印象を左右する工程だという意識で臨んでいる。内装や電気の工事と続けて頼めば、直しから仕上げまでが一本の流れでつながる。
不動産管理の法人からの美装依頼が多いのも、この一貫性ゆえだ。退去後の原状回復と美装をまとめて発注すれば、現場の窓口が散らばらず、物件を次の入居者へ回すまでの時間が縮む。「内装は別業者、清掃はまた別」という段取りにありがちな連絡の行き違いも起きにくい。個人の住まいでもリフォーム後の仕上げとして気軽に加えられる。
内装と電気、二つの現場を知る手が動く
美HOME堂の中心にあるのは、代表二階堂塁が積んできた経歴だ。電気工事の現場で2年、内装工事の現場で4年を過ごし、仕上げと設備の両面から住まいを見立てられる。クロスや床材の交換、天井の補修といった内装に加え、間接照明の設置やコンセントの移設、分電盤の調整まで自社の責任で仕上げる。表側の見た目と裏側の配線を一人の判断でつなげられるのが、この人の効きどころだ。
取材で正直なるほどと思ったのは、内装の相談から電気の話へ自然に橋を渡す説明ぶりだった。壁紙を替える話が、いつのまにかスイッチの位置や照明計画の話へ広がっていく。大工工事で間仕切りや収納を造り付け、そこに合わせて電源を動かすといった横断も、同じ現場のなかで片づく。工程が別々の職人に散らばらないぶん、話の通りが速い。
太宰府を起点に、県内へ小回りよく動く
美HOME堂の拠点は太宰府市大佐野四丁目、連絡先は080-9062-1517、動けるのは朝9時から夜7時までだ。ここから車でおよそ1時間の範囲を回り、福岡県内の住まいの相談に足を運んでいる。外壁の塗装や雨樋の交換といった外まわりは、信頼を重ねてきた協力会社と組んで対応する。個人の住宅も法人の物件も、内装から美装まで一つの窓口でまとめられる。
見積もりも現地調査もいずれも無料で、費用が気になって相談をためらう必要がない。まず住まいを見て状態を診断してから、必要な工事だけを絞り込む進め方をとっている。支払いは現金と振り込みから選べ、大きな工事に限って着工前に前金を預かる仕組みだ。直すか迷っている段階の一本から、話は始められる。


