ホテル旅館業界で積み上がった、採用の連鎖
有馬温泉 欽山、南部屋・海扇閣、ホテル パーレンス小野屋——地域を問わず旅館・ホテルの施工実績が連なるのは、業務用途での信頼が業界内で伝播してきた結果だ。ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパやHOTEL THE MITSUI KYOTOのような大型外資系ホテルも含まれており、規模や業態を選ばない対応範囲の広さが分かる。2026年5月には雑誌『5つ星の宿 2026-2027』に広告を掲載し、ターゲット層へのリーチを強化している。
「有名ホテルで使われているというだけで、設計事務所への提案がスムーズになった」という販売側のコメントがある。業務用採用実績は製品の品質証明として機能しており、個人住宅向け提案における説得材料にもなっている。
創業からの歩みに刻まれた、技術開発の軌跡
1988年の個人創業から始まり、1995年の実用新案登録、2002年の「選美槽」商標登録、2004年のISO9001認証と、技術・ブランド・品質管理の各軸で着実に基盤を整えてきた。防衛省横須賀地方総監部の入札指名業者への登録(1999年)は、品質管理体制の厳格さを別の角度から証明する事実だ。三菱レイヨン・クリンスイとの共同開発による高濃度人工炭酸泉製造装置内蔵浴槽(2011年)など、異分野技術の取り込みも早かった。
資本金5,000万円(2025年1月増資)、きらぼし銀行・りそな銀行・三井住友銀行・商工組合中央金庫など複数の金融機関との取引は、財務基盤の厚みを示す。創業から30年超、外部与信の観点でも安定した企業体として評価されている。
WABUROシステムバスの選択肢を横断する、ラインナップの幅
「WABURO KUMA」「QL LINE」「PM LINE」「CL-LINE SEREN」とシステムバスだけでも複数シリーズが存在し、規格・素材・価格帯がそれぞれ異なる。セミオーダー対応の「選美槽シリーズ」、提案型規格の「プレポル7」、個人住宅向けのERN bathtubと、単体浴槽まで含めると選択肢の幅は相当に広い。このラインナップの多様さは、20年以上にわたる製品開発の蓄積なしには成立しない。
2026年1月にシステムバスの仕様刷新と合わせて公式サイト・カタログを全面リニューアルした。カラー見積りシミュレーション「SMART CE」も刷新され、ウェブ上で製品の組み合わせをシミュレーションしてからショールームへ、という購買フローが整備されている。
予約制ショールームが生む、静かな意思決定の場
南麻布のWABURO TOKYO SHOWROOMは2025年12月にリニューアルオープンしており、最新ラインナップを実物で確かめられる状態にある。「予約制だからこそ、他の来客を気にせず時間をかけて検討できた」という感想は複数のチャネルで見られる。スタッフとの対話で仕様の細部を詰められる環境は、高額製品の意思決定プロセスに合っている。
カタログダウンロードや資料請求はオンラインで受け付けており、初回接触のハードルは低い。東京メトロ白金高輪駅4番出口から6分、麻布十番駅1番出口から10分という二方向からのアクセスは、来場の選択肢を広げている。


