後工程の職人が動きやすい状態に整える役割
内装解体は単独で完結する工事ではなく、そのあとに続く大工工事や設備工事の土台をつくる役割を担う。ADVALESはこの位置づけを踏まえ、撤去して空にするだけでなく、下地の状態まで整えてから現場を引き渡す。次の職人がすぐ手を動かせるかたちに仕上げておくことで、工程全体の流れが途切れにくくなる。段取りの切れ目が減れば、依頼主にとっては工期の短縮や余計な待ち時間の圧縮にもつながる。千葉県内のオフィスから住宅まで、扱う建物の種類を問わず同じ基準でこの橋渡しを受け持っている。
退去や改装で撤去が必要になった段階から相談を受け付け、拠点の松戸市を起点に現場へ出向く。現地では既存の設備や配管の位置、搬出経路まで確かめ、無駄のない作業計画へ落とし込む。個人的には、解体を「終わり」ではなく「次への入り口」として捉える構え方が、工程を預かる側として頼もしく映った。図面や現場の条件を細かく拾う下見が、引き継ぎの精度を底上げしている。こうした視点があるからこそ、仕上がりの基準が後工程の都合に合うものになる。
残す部分を守りながら進める部分解体
全面的に壊すだけが解体ではない。ADVALESは再利用する躯体や配管を傷つけないよう、必要な箇所だけを外す残し解体を得意とし、下地調整まで含めて管理する。リノベーションや増改築のように残す部分と外す部分が入り組む現場でも、図面を確かめながら養生を先に施し、不要な内装材だけを抜き取る。既存部分を守る前提で範囲を切り分けるため、改修後の建物の質を落とさずに済む。壊しすぎを避ける段取りによって、再利用する構造を守りながら新しい空間へ作り替える準備が整う。
キッチンの入れ替えや間取りの変更に伴う撤去でも、構造体への負担を抑えて作業を進められる。一部屋だけ、壁一枚だけという小さな規模でも、残したい設備を守る前提で範囲を見極めてから着手する。屋根や壁の部分解体にも応じ、建物の状況に合わせて撤去の幅を決められる。戸建てからマンションまでの改修に向き合い、建物の価値を保ったまま空間を更新する下ごしらえを受け持つ。必要な範囲だけを的確に外すぶん、余計な撤去や費用がかさみにくい点も依頼主の利点になる。
松戸から1都4県へ、無料見積りで応じる体制
ADVALESが腰を据えるのは千葉県松戸市河原塚で、代表は水野翔氏が務める。松戸市や柏市、流山市といった近隣から、東京・埼玉・茨城を加えた1都4県まで訪問し、現地の状況を確かめてから施工にかかる。現地調査と見積もりはいずれも無料で、費用の内訳や工期の見通しまで示し、納得を得てから着手する流れをとる。先に金額と段取りが見えるため、依頼する側は複数の計画を比べながら判断できる。
エリアの外であっても、工事の内容によっては相談に応じられる場合がある。訪問前の連絡から当日の進行管理、引き渡しまでを一つながりで受け持つため、途中で窓口が入れ替わる煩わしさがない。訪問前には周辺環境や交通の状況まで調べ、作業の立ち上がりがもたつかないよう備える。作業を終えた現場は清掃と最終チェックを経て、きれいに整えた状態で引き渡す。受付は9時から21時までで、休みは日曜と祝日にあたる。


